JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

年納めレコーディング



昨日は、エンジニア森さんのお宅で
年納めレコーディングとなりました。




午前中は、ゴペック3名のソロ録音。

実は、ゴペックの曲「Over My Head」は、
今回のレコーディングの中で
「ソロもクワイヤーもバンドも最難関だ・・・
さぁ、どう進めていこう。」
と頭を悩ませていた曲でした。





というのも、この曲は過去にゴペックがコンテストに
出場してトラウマになっていた曲で、
それ以来ほとんど歌っておらず、
歌い込む時間が足りるかどうかが一番心配でした。





でも、この歌はゴペックの得意曲になるはず・・・という
妙な確信があった。

過去に出場したコンテストでも、この曲を推したのは
入賞するなら中途半端に歌える曲でなく、
ゴペックの良さが出せるであろうこの曲しかない
と思ったから。

コンテストは私の出産と重なり、私は出場できず、
本番はソロマイクが入ってない等のトラブルで、
みんなにはトラウマになってしまったようだが、
ずっと歌いなおしたかった。


みんなの選曲候補に上がってない中、
この妙に確固たる自分の確信を信じて、
この曲を推し進めながら、
間にあうかどうか、時間との戦いだった。





そんな中、ゴペックのみんなは、
私の推した曲を信じ、いつもの練習熱心さで
毎回のレッスンが過ぎていった。

ゴペックは毎回レッスンの30分前には
パラパラと数名のメンバーが顔を出して、
レッスン準備を整えると、各自自主練習を始める。

私はあの空気の中に入っていくのが好きで、
自然とテンションが上がる。


そして、毎回レッスンでのポイントを
ひとつづつしっかり見につけてくるメンバーに
頼もしさを感じながら、
レコーディング2ヶ月前に「なんとか間にあうかも・・・」


そして直前レッスンのラストテイクで、
「今のなら本番はOKテイクだ
と、ギリギリなラインでスケジュールをこなしていったのである。





ソロも難関だった。
(こんなお馬鹿なことしてますが・・・)

これぞゴスペルというこの曲の元歌は、
Sounds of Blacknessというグラミー賞受賞
クワイヤーが歌っているので、ソロのフェイクを
聞き取るだけでも大変。
しかも時間がない。


どの曲もそうだが、中途半端なソロになるなら、
ソロなしにする、私が頑張る、誰かをfutureする、
いずれかの選択も必要になると腹をくくった。


でも、サンクスのアルバムである。
なんとか、メンバーで、クワイヤー内でソロをあげたい。


そんな中、随分迷った風に
ソロに名乗りを挙げた3名。


私はほんの数回しか、3名にコメントしていない。
それをしっかり掘り下げて、昨日のレコーディングには
自分のソロにしてきた。
コメントし甲斐があるというもの。


さらっと書くと、簡単そうに聞こえるかもしれないが、
3人とも相当なプレッシャーで頑張ったと思う。
OKテイクを出した瞬間のみんなの安堵の表情が物語っていた。
「良い年越せる」ってね(笑)


ええもの録れて、私も大満足です。
聞くのを楽しみにしていてください。





しばらく編集作業をしてから、
お昼休憩。





この日は、奥さんと娘さんがご在宅で、
なんと、奥様に腕をふるっていただきました

九州にご親族がいらっしゃるとかで、九州から
到着したばかりの新鮮お野菜などを使った手料理。
奥様、ありがとうございました。
とっても美味しかったです
実は、奥様もホールなどで照明をされている技術さんなんですよ。


心もお腹も大満足で、もうお昼寝しちゃおうかな・・・
という感じでしたが、いや、がんばりましたよ。
私も森さんも岸田さんも。

午後からは、ミックスダウンに向けて、
録音したテイクの整理と、イメージのすり合わせです。
頭フル回転。
とりあえず、アルバムに入れる全曲できました


「光あるところへ」の前奏なんか、以前の前奏に透明感も入って、
すんごくよくなってます。お楽しみにぃ。


これで、落ち着いて新年を迎えられます。
森さんには、たくさん宿題を渡してしまいましたが。


年明けは、はれたんのレコーディングだぞ〜



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