JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

まもなく原発停止

GW初日、初夏のような暑さですね



昨日我が家では、
料理中になんとゴキブ〇出現
そして就寝中ににやられました

一気に夏気分です



GWといえば、泊原発が5月5日深夜に停止し、
日本全国の原発すべてが停止する日です。


福島の原発事故が、一年以上たった今も
まったく手つかずの状態の中、
原発再稼動の動きがジワジワとよせてきて正直気持悪いです。


小さい子供だって、きっとこれまでの状況を知ったら、
そこから手をひくべきと分かるはずなのに、
良い大学を出たえらい方々は一体何を考えているのか・・・



福島原発の作業に入られた方が、
Face Bookでそのときのことを告白されています。

きっと、一人でも多くの人が事実を知り、これからの日本の
行く先を考えるべきだと書かれたと思うので、
以下に転載させていただきます。


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玉川 啓
4月11日 21:14 ·
今日、第一原発の現場に入りました。

業務上の守秘義務もありますが、書けるだけ書かせて頂きます。

重要免震棟で説明を受け、骨組みだけになっている4号機、3号機を間近に見て きました。
本日の最高値は1,000μsv/h。異次元の世界です。

素直な感想としては、進んでいるが進んでいない。そして進んでもいるということ。
重要免震棟は線量の確保ができていますが、一歩外を出ると高い線量であること は紛れもない事実。

そのような中で前司くんをはじめ、最前線でこの事故を押さえていこうと、尽力 している方々がいること、当然のこととして仕事をしている方々がいる こと が、自身にとって大きな励みになりました。

間違いなく言えることは、現場の支えがなければ、東日本は吹っ飛んでいました。
今でも千本近くの燃料棒がむき出しの燃料プールに残っており、格納容器よりも 危険な存在です。
今回の事故は、いい意味では上澄みの爆発。燃料自体の反応で燃料そのものが飛 び散っていれば、われらが八王子メンバーでさえも当事者になっていた という 甚大さを実感しました。

そして、誤っていけないのは、今回の事故は最悪ではなかったこと。
重要免震棟がギリギリ半年前に完成していなければ、現地での対応は不可能であ り、間違いなく今の日本はないということ。幸いなことに最悪を免れる ことが できたという、恐ろしい事実をもっと皆で共有すべきと感じます。

いいですか、本当にぎりぎりの状態でした。今、それぞれの事業をどう展開させ ていくかといった議論をしていますが、それは奇跡的なラインが守られ たから 出来る話にすぎません。
隅田であれ、八王子であれ、日立であれ、東京全体であれ、おそらく西日本であ れ、紙一重だったのです。そしてしっかり対応しなければ、これからも 紙一重 であり続けるのです。

ふくしまが当事者というのは明らかな誤解。本当に日本全体が当事者となるべき 問題なんです。きっとこれを実感はできないでしょう。キツメのトーン になっ てしまいますが、共有できる皆さんだからあえて言います。
この重さを心に刻みつけてほしい。

その上で、当事者としてやはり皆さんにはかかわってほしい。
当事者として、外部支援者ではなく、自分自身が自分自身の仕事やライフスタイ ルをどう見直していくか、この原発に依存するエネルギー消費の仕事や ライフ スタイルの在り方を、真剣に考えるしかないと感じます。

むき出しの鉄骨を見て、改めて事態の深刻さを痛感しました。テレビとは明らか に違うのです。そして、その現場で体一つで作業している方々がいま す。
その中には被災者がいます。
われわれ日本人はそういった方々に今この時も支えられているのです。

改めて福島を支援するということが誤解であることを実感しました。
逆に福島の地で今を支えていること、それによって日本が支えられているのです。

だからこそ、この問題は皆がまさに当事者なのです。
東京にいては分からない。福島市にいては分からない。

ゆえに分からないではなく、想像を働かせる、思いを巡らせるしかないのでしょう。

第一原発の構内でわれらの前司さんの伊達重機のクレーン車と運命的にすれ違い ました。逃げない彼らがいる。そういった人がいるから、普通の生活が 送れて いる。それは今も変わらない。

皆さん、原発が収束していないというのは事実。そして福島の問題ではないこと を、しっかりと共有しましょう。ふくしまの問題と考えること自体が誤 りだ と、本当に痛感しています。

それが私の今日の報告です。



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原発事故が起こってから、何が自分にできるのだろうと
自問自答で一年が経ちました。

人間は、有難いことに
苦しいことや辛いことを忘れてしまうようにできているので、
マスコミが騒がないと事故のことも頭から離れてしまいやすい。
状況はほとんど変わっていないのに・・・。


大阪という離れた土地でまずすぐに私にできることは、
定期的に警笛を鳴らしあい、
意識を向けることだなと思うのです。



〜追伸〜

福井県大飯原発再稼動の動きに対し、
4月12日 滋賀県の嘉田知事と京都府の知事が
視察を行い、概要が掲載されています。

滋賀県庁のホームページ 大飯原発視察の概容

※クリックすると開きます。




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