JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

給食



先月のことですが、





我が家が宅配をお願いしている「関西よつば連絡会」さん
『こんな給食あったらいいな』
というイベントを開催されたので、参加してきました。




ほとんどの方が子供連れだったので、
こんな風に子供も楽しめるよういろいろ工夫がこらしてあり、





親は、おうちの料理に使える
だしや味噌の豆知識などを
簡単にレクチャーしていただき、





こんな給食をいただきました。


無農薬の3年寝かし番茶
無添加のお味噌汁(具はあつあげとわかめ、だしはいりこと昆布)
蓮根じゃがいもころっけ
ひじきの煮付け
100%みかん果汁の寒天ゼリー


すべてどこで作られたか分かる材料で、
なるべく低農薬・無化学肥料を意識されてます。


どこで作られたか分かるというのは、
作ってくれている人の顔が見えるということ。

顔が見えていると、
人はお互いを尊重しあう気持ちや信頼する気持ち、
恥ずかしいことはできないというプライドが大きくなると思うのですが、
これは本当に大事なポイントだと思います。

私の家系は代々(近江)商人が多く、
さいころから、

「そんな恥ずかしいことしたら、
人様に顔みせられへん
表あるけへんわ

何について話していたのか忘れましたが、
何かの折につけて、こんな言葉をよく聞いていました。



先日、茨城県から2歳と5歳の子供を連れて、
関西に避難している友人に出会いました。
パパが茨城でお仕事されているので、
基本はあちらで住んでらっしゃるのですが、
放射能が飛散しやすい時期になると、
関西に数ヶ月単位で非難されるのです。


そんな彼女が、子供達が外で遊びまわる姿を見て、

「何も気にせず外で遊ばせられるのは本当にほっとするわ。
むこうでは、外に出るたびに、何時間遊んだから被爆量は
どれくらいか、と計算する自分がいる。
もちろん行政や自治体、幼稚園がそれを計算しなさいと
指導がくるわけじゃないから、自分が家族の身を守るしかない。
ただでさえ被爆しやすい環境で、給食はあえて地元のものを
子供達に食べさせるから本当に信じられへん。
東海村原発で仕事している人が多いから、
原発的な声はあまり出てこないのよ・・・」

と、ぽつぽつと話していました。


今の仕事がなくなったら・・・
電力が減って不自由になったら・・・
会社の業績が落ちたら・・・


変化には結構な苦痛が伴いますが、
明日の未来を担う子供達の健康をうばったら、
20年後、30年後の日本はどうなるのか・・・


一方、外食チェーンは国産米から輸入米にシフトしている
企業が年々増加しているそうな。


松下幸之助さんがトップならどうされるか・・・


目先の利益ばかりにとらわれて各自が動いていては、
日本は自分の首をしめてるようなものだと思うのです。






来週から、うちの娘も給食とお弁当がスタートします。
流通ルートが発展している今日では、
大阪もどこから仕入れられている食材なのか
大変気になるところです。


日本全国の子供達の食を守るにはどうしたらいいのか。
各地でいろいろ頑張ってらっしゃる方々は多いのに、
遅々として進まず、悩ましいかぎり・・・

私は、まずは自分のできる部分で
じわじわ動きます。



*************************
にほんブログ村 音楽ブログ ゴスペルへにほんブログ村 マタニティーブログ 自然出産へ
ゴスペルブログ村 自然出産