福島の原発事故が起きて被害がこんなにも拡大しているというのに、
日本にある原発の全面廃止の声が政治の中ででないのは、
冷静に判断しても異常なこと。
原発の歴史は、遡ってもたった50年ほどしかない。
人ひとりの人生よりも短い稼働時間。
なのにすでに、放射性廃棄物を処理する許容量に限界があるのだとか。
あまりにも先見性がない。
浜岡原発停止命令が国からでたのはうれしい先行だが、
地震大国日本で、他にも原発は山ほど動いている。
現在稼動しているのは全国で54基。
1基の原発が1年運転されると、ドラム缶1000本分の死の灰ができる。
54基だと毎年広島原爆約5万発分の死の灰になる。
それを埋め捨てて安全になるまで、300年間管理しなければならないとか。
私たちの子供や孫、曾孫・・・に何の利益もでないものを
負担させることになる。
なんと身勝手な。
原発が稼動したのは、私が生まれる前。
親の世代。
親に聞いてみた、「原発稼動に反対しなかったの?」と。
返事は、
「当時は『絶対安全で、大丈夫です』としか言われなかった・・・」
原発は親も私も知らないうちに、国がすすめていたことかもしれない。
でも、こうして知ってしまった以上、
今の大人は未来に対してなんとかする責任を負っているはず。
こんなDVDを買いました。
ヒバクシャ〜世界の終わりに〜
2003年に製作された映画。
広島の原爆や、湾岸戦争の劣化ウラン弾・・・
そして私たちが日常で口にできるマクドナルドのフライドポテトにまで話は広がります。
国境を越えて世界は原発に汚染されてきている。
事態はもうカウントダウンへと迫ってきている。
今まで新聞などのメディアがとりあげてくれず、
埋もれていたようです。
是非、観て下さい。
※鎌中ひとみ監督作品 上映スケジュール
http://888earth.net/trailer.html
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