体の艶
大学時代に、何度か競馬場に行ったことがある。
間近でみるサラブレッド。
美しい肢体。
そんなサラブレッド達をずっと見ていると、
ため息がでるほどしなやかで艶のある馬がいる。
そんな馬は決まって強い。
毎年見学させてもらっている相撲の朝稽古。
裸と裸がぶつかりあう稽古をじっと見ていると、
ためいきがでるくらいしなやかで美しい体を
作り上げている力士がいる。
そんな力士はやはり伸び盛りである。
反対にいくら横綱といえど、
ちょっとくすんだようにみえる時、
その場所は調子が悪い。
今の私はどうだろう。
仮に2年半前のBrush Upライブをベースとしたら、
くすんでしまったように思う。
出産後、体重は元に戻せた。
しかし、いろんな心がけが中途半端になっている。
たとえば、レッスンは開始の30分〜1時間前に到着して
イメージトレーニングをしていたのが、今はぎりぎり到着。
コンダクト前は体が動くようにストレッチをしていたのが
今は出来ていない。
歌う前は、食べる量やタイミングを調整していたのが、
今は食べれる時に食べとかなきゃ!である。
一番怖いのは、そんな体になっていることに、
体が鈍感になっていること。
授乳中でお腹がすく。
育児でバタバタしてやることが多い。
仕方ないよ、と周りの暖かい声を助けに、
自分に甘えてきた結果だ、これは。
来年のBrush UPライブを目標に、
自分の体と心に艶を出す。
出産前とは違う、
子育てしながらだからこそ!
というやり方があるはず。
8月1日から、私はやるぞ。
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