JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

あらためて・・・

昨日は、はら・ごすの産休前ラスト練習だった。

帰りにピアニストのO-chanとご飯をたべながら、
『妊婦生活めちゃ楽しんでますよね〜。こんだけ楽しんでる人みたことないわ〜。』
と、いつものニコニコ顔で言ってもらった。


ん・・・? 普通はちがうのん・・・?

そういえば、「大きいおなかで大変でしょ〜?」「つらいねぇ・・・がんばってー」
と言われることは、今まで何度かあった。

『??? そんなことないですよ〜。結構たのしいですよ〜
という気持ちとともに、間もなく終わる妊婦生活に寂しい感じがするのは確か。
うん、やっぱりかなり楽しんで妊婦生活を送ってる。


こんなに楽しんでられるのは、無理をせず、最後はおなかの赤ちゃん
自分のからだを優先したらいいよ、というみんなの配慮のおかげだ。


おなかのことに集中させてくれる旦那さん。
私のことはもちろん、お店や旦那さんのサポートをビシバシしてくれるお弟子さん。
何かあったらレッスンはまかせてと言ってくれた心強いピアニストのO-chan、Koi-chan。
ライブ本番に私がいなくてもなんとかしますからと言ってくれたバンドの野郎たち。
繁忙期の年末に、講師代行をこころよく受けてくれた先生方。
そして、妊娠のことをお知らせしたら、レッスンのことより何よりその知らせを喜んでくれたクワイヤーのメンバーたち。

本当にありがたい。
あらためて、心よりありがとうございます。



4年ほど前に、同じような状況で私は無理をした。
無理をしてでも、レッスンにいかなきゃと思っていた。
一人勝手な責任感と、「私がいなければ!」という自分の存在意義をそこに見出していたのだと思う。
それだけ周りのみんなを信頼してなかったことにも繋がると思う。

それから4年、いろんな人の力を活かせる人間に、感じられる人間になりたいと思って毎日をおくっている。

まだまだ道のりは遠い。

しかし、少しずつ周りの人々の秘めた力を感じたり、発見できるようになり、
本当に感動させてもらっている。



あと2週間ちょっとで、天保山ゴスペルフェスティバル。
3クワイヤーとも、メンバーみんなの元気玉がしっかり固まって大きくなりつつある。
私は見に行くことすら出来ないだろうけど、
そんな元気玉を感じて、私もおなかもワクワクしている。

頑張ってほしい。






家の小さな山椒の木に、数日前から居候しているアオムシ君。
おでこを押すと、オレンジ色の角が出るかわいいやつ。
蝶々になるまで、ご飯持つかな・・・?