JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

ピアノコンペ


昨晩は、とうとう思いきり発狂してしまった。。。
ピアノの練習をしている娘に。



今年も6月、7月とピアノコンペの本番。
毎日バタバタと日が過ぎ、必ず鍵盤を触っているというものの
いろんな予定と宿題の関係で、
なんとか20〜30分しか捻出できない日もしょっちゅう。



自分からピアノに向かうこともなく、
練習するまでに腰が重く時間がかかる。

自分だけで弾くのは嫌で、私に横についてというわりには、
弾いてもこなしているだけ。
私が言うこともぼんやりしか頭に入らず、
あまり上達しない。



去年、あんだけスポンジのように
ぐんぐん吸収して上達したのに。。。



なんだろう・・・とこの数か月、悶々としながら
練習の横について、怒ったり
おだてたりしていたけれど、
打てど響かない反応に
もう、ほんとに疲れた。




コンペに出たくなければ出なくていい。

コンペでなくても、
楽しく好きな曲弾いて練習していくのだってあり。

ピアノ自体が好きじゃないなら、やめてもいい。




心底思って、そう娘に伝えた。

今までは、怒るときにこう言ってもピアノやめんといて欲しいなぁと
思っていたが、昨日は心底そう思った。




そうしたら、娘は座ったままボロボロ悔しそうに涙を流して
ピアノやめへん、コンペも出る、賞もほしい、、、
とずっと言い張って、椅子から離れなかった。



そんな問答30分ほど。。。



そうか、去年はまだ習ってたらよかったんだ。
習ってがんばっていればよかった。

ピアノ習い始めて2年半ほど。
まだ2年生、されどもう2年生。


先生やママに頼りきりで
自分の頭で考えてやっていないからだめなんだ。


自分で考えているときと、言われたことをただ弾いてる時では
打鍵の音色が全然違う。
ただ弾いてる時は、びっくりするくらいに音色が無色で
しょっちゅうミスタッチ。

スイッチが入れられた時の音色は別人。
音色が生き生きして、連続した音がお話になる。
もちろん本人も空気もたまらなく生き生きする。


でも、去年うっかり入賞の盾をもらえたおかげで、
今年も、とりあえず練習毎日ちゃんとやってたら
上手になる、入賞できる、と思っている。。。


自分と現実とのギャップ。



そのギャップにどう気づかせて、
残りの日数、どう練習しようか


最終的には入賞できなくたっていい。
ピアノが好きで、弾いてて楽しい気持ちがあれば、
悔しい思いは糧になるはず。


いまいちど、試行錯誤と向き合おう。。。。。