JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

初の総会






先月末の話ですが、
私が指導するゴスペルクワイヤーの2つで
初の総会が開催されました。





こちらは只今35名のママが所属するだっこでゴスペル
初総会後のランチタイム風景





こちらは、心斎橋でレッスンしている「はれたん」の初総会。

いつも歌った後の空腹の胃を満たしてくれるデュボアさんの
閉店後をありがたいことに貸してくださいました。


1時間半の総会の間、娘も端の方で
ひとり遊びして協力してくれました。





総会後は、デュボアさんの特別メニューで
お腹も心も満たされて











総会











それぞれのクワイヤー

たまたま同じタイミングで
初総会開催に至ったわけですが、



なぜ、総会をするのか。



それは、役員さんが私と話をしているうちに、

人が集団となって真剣に事を成すとき
意志疎通や気持ちをつなげることがいかに難しく、
しかし
伝えなければならないことは、少しずつでも共有しておかなければ
後々難しいことになると
気づいたからだと思います。


2つのクワイヤー共に、役員さんから
「先生、総会を開きたいと思うのですが」
と話がでましたから。



何度も何度もうちあわせして、
役員さんは総会開催に向けて
準備をすすめてくれました。



総会当日は、出席したメンバーとも
時間いっぱいまでお話でき、
総会はやった甲斐はあっただろうと思います。





しかし、





私は、総会はない方がいい、と思う。





こんなことを書くと、
役員さんの労力はなんだったのか、となりますが、
いずれもやった意味はもちろんあると思うし、
今回はやった方がよかったと思う。



しかし、今後はどうか・・・



一番いい団体活動は、
総会とか規約とか、かっちりかっちり決め事をしてしまわなくても、
なんとなくいい方向に上手くまわる。


それが、とてもよい集団だと思うのです。



実際、人数が増え、歴史も重ねると
メンバーからは見えないことが増えてくるので、
多少の規約も必要だと思います。


しかし、それらはあくまで「あると運営に助かる」程度のもの。



これに頼らないと、活動がままならないような
団体になってはいけない。




どのクワイヤーも、役員交代で新しい役員さんが出来ると
よく聞かれる質問
「先生、どこまでメンバーみんなに伝えて、
どこまで意見を確認したらいいのでしょうか?」

これだって、同じ。



クワイヤーの三役さんやサンクスの常任理事は、

クワイヤーのこと、
メンバーのこと、
サンクス全体のこと、
講師のこと、
サポートしてくださってる方や会場のこと等、
いろんな方面にバランスよく考えられる方を
推薦し、メンバーに信任されて役員をしてもらっています。



そう、信任されているのです。


この人にお任せしたら、先生と相談してクワイヤーを
いい方向に導いてくれるだろう、と。



だから、なんでもかんでも全部メンバーに確認していたら
それは、役員でもなんでもなくパシリになってしまう。


「これはヒアリングしておいた方がいい」と思うところは確認し、
あとの細かいことや
立場上聞かれても返答に困ることは
役員で請け負って
なるべくゴスペルを楽しく歌える環境にしてあげる。



もちろん、これは講師の立場である私も同じこと。


クワイヤーのメンバーになるということは、
私を講師として信任し、レッスンを受けにきてくれていると思うからこそ、
私もサンクスや各クワイヤーが良い方向に進んでいけるように
いつも考えています。

130人ほどのたくさんの人間が集まると、
個々の希望や主張というのは、もちろんバラけていきますから、
私はやはり全体を見る。

団体を守るために。






一番団体で大切な要素は、


「自分の今に感謝して、見えないところに気遣える」


そんなメンバーが増えれば、
とてもよい団体になるでしょうし、





「自分の権利を主張する」


ようなメンバーがいれば、規約などでガチガチしばった
お話をしないといけなくなり、時には厳しいことを
言うのも必要になるでしょう。





互いを尊重しあえれば、
縛りのないゆるく懐の深い団体になれるはず。


そんな団体を目指しています。




**************************
にほんブログ村 音楽ブログ ゴスペルへにほんブログ村 マタニティーブログ 自然出産へ
ゴスペルブログ村 自然出産