ゴスペルレッスンでの一風景
昨日はママさんクワイヤー「だっこでゴスペル」の
レッスン日だった。
前回のレッスンおわりに、いちメンバーから
「先生、個人的に発声で質問したいことがあるのですが、
レッスン後にお聞きしてもよろしいのでしょうか?」と。
レッスン前日、別のメンバーから
「歌に関して質問があるのですが、レッスン後に
お時間いただけないでしょうか?
お忙しければ後日でも結構です。」
とメールが。
で、当日のレッスン終了。
お弁当を食べてから、質問に応対しようかと臨むと
目をらんらんとさせたメンバーが5人。
話を聞くと、
レッスンで話したことをヒントにそれぞれが試行錯誤し、
そこで浮かんできたクエスチョンの
手掛かりをつかむために質問にきたことがよく分かった。
また、私の時間を使うことにも、
とても気遣いを感じた。
こういう時間は私にとっても
なんとも楽しく、有意義である。
音楽は、
1+1=2 正解
という世界ではないし、
もしそういう解答ができても実にならないと私は思う。
また、個体差もあるし、感覚的な部分もあるので、
私の中に即答できる解がないことなんてしょっちゅうだが、
それを探し、自分の引き出しにつなげる機会を
もらうことにもなるので、
質問をもらうというのは、私にとっても遣り甲斐のある
有難いチャンスだなと思う。
と、書いたら、急にたくさん質問がきてしまいそうだが、
自分であまり吟味せず、わからんなぁと思ったことをすぐ質問する人と
しっかり吟味吟味して、それでも行き詰って質問する人は、
質問されるとすぐ分かる。
前者の方は、質問することに満足するタイプ、
残念ながら応えてもあまり身にはつかない。
後者の人は、答えに何かヒントになることが見つかると、
自分の試行錯誤がつながって、
1+1+1=5 になることもある。
ブラッシュアップに向けてなんとも頼もしく、
本番までの成長が楽しみになってきた。
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