JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

おっぱいララバイ〜断乳〜

滋賀の実家で、しっかり静養。
ご心配いただいた皆さん、
本当にありがとうございます。

たくさんの温かい気持ちと、
みなさんのパワフルな行動に癒されました。
ありがとうございます。





今回の妊娠・流産で、
おっぱいが大好きで大好きで、
昼も夜もおっぱい漬けだったB.B.は、
急遽おっぱいとさよならすることになりました。

断乳は、出産・育児の中では、
それほど大変なものでないだろうと思っていた私でしたが、
今回、育児には何が一番大変とかはなく、
その時その時が親子にとって
大きな出来事なんだと知りました。



ちなみに、『断乳』 『卒乳』という言葉がありまして、

断乳・・・子どもはおっぱい or 哺乳瓶をほしがるけれど時期を見てやめさせること。
卒乳・・・子どもが「もう、おっぱい or 哺乳瓶をやめよう!」と思い、納得出来てからやめること。

の違いがあるようです。

私は、2歳で言い聞かせの卒乳をしようと思っていたところ、
急遽1歳11ヶ月で断乳をすることになりました。
これから断乳される方へ、ご参考までに・・・


B.B.のおっぱいさよならまでの道のり

断乳1日目

前の週に2人目の妊娠がはっきり分かるが、
体調に問題なければ、おっぱいはやめなくてよいと産院からOKがでる。

が・・・、不正出血。
産院からおっぱいは完全にストップするようお達しがでる。
急遽、断乳スタート。

私がいると眠い時は必ずおっぱいを欲しがってぐずるので、
パパがB.B.を連れ出し、だっこでお昼寝。

夕方に両親も応援に到着。
夜ご飯までは、なんとかごまかしながらご機嫌でいるが、
寝る時間になって号泣。

大好きな両親でも、パパでもだめで、私の抱っこでもだめ。
つまり、B.B.の大好きランキングは、

ダントツ1位 : ママのおっぱい
2位 : ママ
3位 : パパ


という、図式だったんだと改めて思い知る。


やっとだっこで泣きながら寝てくれたと思うと、
深夜2時間ごとに号泣で胸をさぐる。
抱っこでうろうろ。

おっぱいがガチガチに張ってきて、明け方に搾乳



出産して1年11ヶ月。
おっぱいは出ているのか・・・と疑問でしたが、
すんごいよく出ているようです。
あっという間に、150ml。



断乳2日目

昼間は、健気におっぱいを我慢してくれてる様子。


産院で内診を受け、切迫流産と診断。
授乳はもちろん、搾乳もだめ、
乳首に触れることもやめ、安静にするよう言われる。
今朝、搾乳してしまったよ・・・


断乳時の難関は、
お昼寝と、お風呂タイムと、夜寝る時。
うちのB.B.は、このとき一番おっぱいを欲しがります。


昼寝は、車でドライブしながら無事終了。
が、寝起き悪く、「ぱいぱいー」と号泣。

お風呂はおっぱいを見せれないため、
私は一緒に入れずパパと入浴

パパから、
「ママはぽんぽんが痛いから、おっぱいはおしまいだよ」
と言い聞かせをしてくれる。
B.B.
「わかった。」
と、一応頭では納得したらしい。


就寝時は、私は一緒の部屋にいかず、
パパがテレビみせたりいろいろ遊んでそのまま一緒にねてくれる。
B.B.もなんとかおっぱいなしで寝ようと頑張ってくれるが、
結局眠りについたのは、深夜2時
泣かずに寝れた模様。


断乳3日目

搾乳できないため、
早朝からおっぱいが張って、ちょっと胸に触れるだけで痛い。
見た目にもでこぼこの岩石のような状態。

このあと、驚くほどしぼむらしい。
おおぉぉぉ・・・・


明け方5時
ぐずっておきておっぱい探しながら号泣。
歩きだっこでなんとか寝て、だっこで朝まで。




昼間はおっぱいとぐずることはないが、
我慢している雰囲気がひしひしと伝わってくる。

夕方、公園帰りに自分に言い聞かせるように、
「ぱいぱいおしまい、ぱいぱいおしまい」
と、つぶやく。


夜、私がレッスンで外出。
パパが家でお風呂と寝かしつけ。
だっこで外を散歩してなんとか寝たらしい。

深夜に一度起きるが、
少しぐずってあきらめる。


断乳4日目

早朝、「ママーママー」と少しぐずって起きるが、
私は別の部屋で寝て、聞いてないふりで我慢。
パパの横でぐずりながら、あきらめて寝る。

おっぱいの張りマックス
服を着ているだけで痛い。


午後、眠くなりながら一度だけ
「ぱいぱいおしまい」とつぶやく。
おっぱいを我慢しようとしている姿が、
わが子ながら健気で泣けてくる。

夕寝して起きたら、1時間ほど号泣。
おっぱいがだめなので、抱っこ要求が激しいが、
私の方は安静にする必要があるため、
なかなか抱っこできない状態。

夜、テレビを見ながらトントンで寝る。

夜中1回起きるが、お茶を飲ませたらすぐ寝る。
添い乳をやめた分、のどが渇いた時のために
お茶を枕元に置いておくと良いと発見


断乳5日目


明け方ぐずって起きるが、
パパのトントンで寝る。


昨日まで、私の体調は
少量の出血だったのが、朝から鮮血になり増える。

可純はいろいろな我慢が積み重なって
限界のようでママだっこを強く要求。

一緒にいてるとどうしても安静にできないとの判断で、
B.B.だけ、Mさん宅@Talking Gospelで預かってもらう。
(急遽お世話になり、ありがとうございました。)


夜は、パパとB.B.は滋賀のじいちゃん、ばあちゃん宅へ。
私が安静にできるように、なるべく離れる方法を選択。
苦渋の策ではありますが、今までずっと一緒の娘と、
期限のない別れをするのは本当に泣けてきます。

大好きなじいちゃん、ばあちゃん宅に行ったB.B.ですが、
「おうちかえる」と一言。
でも、状況を察してか、ぐずらなかったそうで、
パパとじいちゃんとばあちゃんと4人で布団ならべて、
パパにぎゅ〜と抱かれて、泣かずに寝れたそうです。


私のお世話には、まゆみちゃんが
泊り込みで駆けつけてくれました。
ありがとう。


たくさんの方々に協力してもらいましたが、
夜に流産しました。


断乳6日目


B.B.帰宅で再会。


おっぱいおしまい。

ママだっこできない。

ママと離れ離れ。

と、我慢だらけの一週間でしたが、
2歳前の小さな子供がこれだけ自分の感情を制して、
我慢できるんだと、本当に驚きました。

断乳6日目の夜に一緒に添い寝をしてもおっぱいを要求せず、、
なんとなくまさぐることはあれど、
こてっと寝てくれるようになりました。


断乳8日目

おっぱいにまだしこりが残って
ゴツゴツだったので、桶谷式母乳相談所
おっぱいマッサージをしてもらう。

1人目はおっぱいよく出たのに、2人目は出にくくなったと言う声を
ママ友からよく聞いていたので、
断乳の時の処理は気になっていました。

「おっぱいに溜まっているお乳をしっかりしぼっておくと、
次も問題なくでますよ」と、助産師さん。
3週間後にもう1度施術してもらうだけでいいそうです。


断乳10日目

久しぶりに一緒にお風呂に入る。
おっぱいを目の当たりにすると、
ちょっと恥ずかしそうにちらっと見て、
「ママのおっぱい」と指差し。

おっぱい無事卒業できたようです。
ちょっとさみしいような・・・
でも、成長して頼もしい気持ちもあり・・・
親子で一歩階段をのぼれたようです。




そして、この断乳の間に
おなかに宿った赤ちゃんとさよならをしました。

自分の目の前で頑張っているB.B.
自分のことに必死すぎて、
ものも言えず、出血することでしかアピールのできない小さな赤ちゃんを、
包んであげる余裕が私にはありませんでした。

それを知って、
赤ちゃんは私のもとから去っていったのだと感じました。

もう一度赤ちゃんに戻ってきてもらえるような
自分を目指して。




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