JUNKOのゴスペル西遊記

人とのつきあいが疎遠な時代になりました。 ゴスペルを通じ、楽しいことも面倒なことも全部ひっくるめて、 仲間と感動を味わえる場をつくりたい。 次の世代へ、そんな人間づきあいを伝えたい。 こんな夢をもって、ゴスペルの旅に出ています。

大切にしたいこと



縁あってゴスペルの世界に入り、
今は100名以上の生徒さんが
私のレッスンを受講してくださっています。


先月、
残念ながら立ち上げから5年以上見てきた
「はら・ごす」の講師を降りる決断を下しました。

このことはブログに書くつもりはなかったのですが、
今後のサンクス・エイジングの活動にとっても
大切なことなので、あえてブログにのこします。


講師活動を続けていると、それぞれのクワイヤーの個性が
はっきり出てきて、人間の個性とは面白いものだなと感じながら、
それを活かすも殺すも私の負うところは大きいと身が引き締まります。


クワイヤーの個性は最大限に尊重し、良い個性はどんどんひきだす」
これは、私がレッスンで大切にしていることのひとつです。


クワイヤーが違う方向へ進んでいきそうなら、それがおかしいと気付かせる。」
これは講師として、もっと大切なことだと思っています。




違う方向とは、何か・・・




クワイヤー活動をしていると、メンバー、
特に役員をしているメンバーが気になるところは、
クワイヤーが仲良くどれだけ盛り上がれるか。

活動を続ければ続けるほど、仲良く盛り上がれることは
クワイヤー活動ではとても大切なことです。


ただ、絶対忘れてはいけないことは、
自分達の活動は、メンバーだけでなく、
いろんな周りの無言の支えによって
活動が活性化されているということ。


講師、バンド、イベント主催者、
ライブに応援にきてくれる知人やクワイヤー仲間、
あたたかく見守ってくれる家族・・・


たとえば、練習でカラオケ1本使うにも、
クワイヤーの活動がやり易いようにと想いを込め、
みなさんの見えないところでカラオケ製作に
時間を費やしている影のたくさんの力があるのです。


常にまわりに感謝の念を抱きながら活動しているクワイヤーと、
感謝の気持ちはあるけれど、自分達のことが真っ先になってしまうクワイヤーでは
うける印象は全く違います。
周りで支えている人々には敏感に伝わるもんです。


人は誰しも完全ではありません。
だから、たくさん人が集まるクワイヤーというのは強いはず。
本当の仲間というのは、「ん?おかしいな?」と誰かが感じれば、
それを指摘しあえる間柄でありたい。
「ぶつかることを恐れない」とは、そういうことです。


指摘されるのは恥ずかしく、
自分を振り返ることは本当にしんどいことです。
しかし、良い方向に行くよう願って発せられた言葉に対し、
我を省みず、反発や言い訳をしているようでは、
成長しないどころか、
大切な周りの支えを失ってしまうでしょう。


サンクス・エイジングのメンバーは、
このことを心にいつも留めながら
活動していきたいと思います。



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