だっこでゴスペル　吹田ふれあいフェスティバル出演

先日の吹田ふれあいフェスティバル
だっこでゴスペル出演へ

応援に来てくださったみなさま、
ありがとうございました。

幼稚園行事や公民館イベントなど、
CDデッキのカラオケ　＆　生声という
音響設備のない環境で歌う機会が多いだっこでゴスペルにとって、

吹田メイシアター中ホールで
照明・音響さんががっつりサポートしてくださる
贅沢なステージでした。

恋愛で、3年・5年・7年は節目だと
昔聞いたことを記憶しているのですが、

人が集まって活動する団体にも
言えることかなと思います。

2010年3月に公民館講座をきっかけに
スタートしてから4年と少し。

いろいろと乗り越えたいハードルを
その時その時の役員さんと話し合い、
メンバーみんなで協力してきて、
何度も団体として変化がありました。

そして、やっと、ひとつのゴスペルクワイヤーとして
方向性が落ち着いてきたなという感じがします。

どのクワイヤーにも言えることですが、
いろいろ試行錯誤し、
みんなで腹を割って真剣に向かう機会を重ねると、
人間と同じで団体も成熟していくなと感じます。

クワイヤーとしての声質にも少し変化を感じてきました。

こんな大きなステージにでも、ちょっとチャレンジしてらっしゃい、
とソロに背中を押せるメンバーが増えてきています。

一つずつのステージや、オーディション、
毎回のレッスンに
メンバーがマイペースながらもストイックに
練習を積み重ねている成果。

努力はじわじわでも実りをもたらします。

そして、いつも付き添ってくれるこどもたち。

幼稚園児ほどの年齢でも、
誰がメインの団体か、誰が主役のステージか、
よく感じてくれています。

だっこでゴスペルはキッズクワイヤーではなく、
子供同伴のママさんクワイヤーです。

今までは、だっこしてあげたらついてきてくれた年齢。
しかし、もうしっかり自我があり、
自分たちがママに同伴するとき、自分が何をしていたらいいのか
気づかいととまどいの表情が出てくるようになりました。

昨年のブラッシュアップのステージで、
そろそろ次のステップへいく時期だな、
と感じていた気持ちを前にすすめ、

今回同じメイシアター中ホールの出演を機に
こどもたちに
「ステージとは

　リハとは

　本番とは

」
を伝えました。

本番前日
つまりリハーサルの日に。

そしたらね・・・

私もママたちもびっくり仰天

なくらい、
ステージの間、ものすごくお行儀よくならんでくれました。

しかも、おっきなおっきな口をあけて、
3曲とも歌ってくれました。

驚くべきことは、大きな口をあけて歌ってくれた
こどもたちのほとんどが幼稚園児〜小学1年生で
だっこのレッスンに来ていないこどもたち。

私とほぼ初対面だったこどももいるくらいです。

ママがよく家で練習しているんでしょうね

お兄ちゃん、お姉ちゃんが頑張っていると、
それに習うかのように、幼稚園未満のこどもたちも
お行儀がよかったのにも驚きでした。

子供はすごいと思っていましたが、
ついつい自分の予想できる範囲に納めてしまう。
大人の尺度にはめてはいけませんね。
いい勉強になりました。

そして、何事にも0と100の間があるのと同じで、
ステージを満点以上の成果で出演できた子もいれば、
恥ずかしくて客席からパパと声援をくれた子、
ママの高揚を感じてぐずっていた子、

ちびっこより年齢が高くてママとの狭間で立ち位置を悩んだお姉ちゃんや、
自分の夢をもちはじめて会場には来なくなったお兄ちゃん、

こどもたちの感情はその時の成長にあわせて様々で、
ママたちの気持ちも揺れ動きます。

子供たちが大勢いる分、
変化のはげしい『だっこでゴスペル』

これからも飛び越えてみたいハードルは
山程出てきそうな予感がしますが、
笑いながら、みんなで飛び越えて行きたいなと思います。